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家族が仲良くなる色

2020.5.4

長引く「ステイホーム」の生活、いつもは勝手にそれぞれ暮らしている家族でも、今は全員が家の中に居る、といった現象が起きているケースも多いのではないのでしょうか。

同じ空間の中に多数の人間がいると、素晴らしいコミュニケーションが発生する反面、距離が取りにくいだけにちょっとしたことでぶつかり合う、そんなこともあります。

今日は、家の中で頑張ってお過ごしの方々に向けた「感情に影響を与える部屋の中の色」の話です。

家族がストレスを感じ、思わず機嫌が悪くなってしまう部屋とはどんな場所でしょう。それは陰鬱で狭苦しく、落ち着かない、そんな部屋かもしれません。では逆に、家族が自然に集まり、会話が弾む部屋とはどんな部屋なのでしょう。

まず、狭苦しい!という感覚を抑えるためには、部屋を広く見せる色を使うのが効果的です。
後退色である青系統を広く使った色合いの部屋が良いでしょう。

もちろん暗い青ではなく、圧迫感や重さを感じさせないパステル調などが良いでしょう。壁紙全体を変えるような大掛かりなことをしなくても、淡い青のカーテンに変えてみるといったことでも効果が得られます。

また会話が思わず弾んでしまうような空間に! というのを目的に考えるなら、コミュニケーションを促進する代表的な色、黄色を部屋のどこかに配置すると良いでしょう。

ただし黄色は明度も彩度も高く、非常に強い色なので、あまり面積を大きめにしないこと。絵や置物程度でも効果が得られます。

ゆったりと過ごせる感覚を優先させるなら、アイボリーや薄い茶色など優しい暖色を少し大きな面積で使ってみると良いでしょう。
お母さんが若々しく元気なのが家族仲良しの元! というのであれば、女性ホルモンを刺激し、若々しさを取り戻せるピンク色を意識的に配置すること。

もちろん青、黄色、アイボリー、茶色。どの効果も欲しい!というちょっと贅沢な望みも可能です。それぞれの色が原色のように強くなく、パステル調の同じトーンでまとまっていれば、各色を全て配置しても調和がとれ、部屋全体の色調もほどよく収まったものになります。

Highlight

コミュニケーション促進には「黄」。
ゆったり過ごすには「アイボリー」や「茶色」。
パステル調でまとめるならすべての効果も。