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Interview

GWは「おうちで謎解き」を(イベント会社の挑戦)

2021.4.26

コロナ禍で2度目となるゴールデンウィーク。首都圏などでは「緊急事態宣言」が発令され「お出かけしたいけどできない」状況が続いています。子どもたちにとってもつらい日々。ストレスがたまってしまっているのではないでしょうか。
本日はそんな中、親子で楽しめる「おうちで謎解きゲーム」のご紹介です。

おうちで謎解きゲームとは

遊園地等で行われている「謎解きゲーム」「脱出ゲーム」を体験したことはありますか。参加者がある「ものがたり」の主人公となり、与えられた条件の中でいくつかの謎を解き進め、「ものがたりを完結」させたり「ある空間から脱出」したりするという体験型アトラクションのひとつです。

謎解きイベントの例

これを「おうちで」やってみよう!というのが「おうちで謎解きゲーム」です。

施設の謎解きは主に大人をターゲットとしたもので、プロが謎を考え、仕掛けを設置しています。一方「おうちで謎解き」の仕掛けを設置するのは「保護者」、主人公は「子どもたち」です。

妖精にうんち。子どもたちの興味をひくテーマ設定

最初に発売されたシリーズは「おうちの中にいる妖精」を探すことが目的の謎解き。対象年齢はおよそ6歳以上と、難易度がおさえられてて親子で無理なく遊べるようになっています。

親子で楽しむミステリーシリーズ

キットには「保護者向けの手引書」「ヒントカード」「妖精カード」「謎解きブック」が入っています。保護者は手引書に基づいて「ヒントカード」や「妖精カード」を隠します。この時「本気になって隠す」ことがポイントなんだとか。さらに仕掛ける側にとってもいいストレス解消になるようです。

子どもは「謎解きブック」の謎を解きながら、保護者が隠した「ヒントカード」と「妖精カード」を探します。謎が解けずに行き詰まったら、公式のLINEアカウントにヘルプを求めることもできます(筆者も体験しましたがアタマが固いせいか、ヘルプを求めること数回・・・)。

最新作は「うんち仮面からの挑戦状」。子どもたちが大はしゃぎすることうけあいです。

うんち仮面からの挑戦状

コロナを乗り切るために

「おうちで謎解き」を発売しているのはイベント企画・運営会社のハンズプロ。屋外イベント、野外フェスなどの企画運営のほか、トリックアートの製作、空間装飾などを得意としています。全国各地の遊園地や商業施設等でイベントを行っていましたが、コロナ禍でイベントは激減、新たな道を模索していました。

そこで生まれた「おうちで謎解き」シリーズ。

塩澤社長はブログにこう記しています。

「非常事態に、<お楽しみであるイベント事業>は、衣食住、そして皆さまの健康が確保されるまで、現状出番がありません。
では、世の中にとって、<イベント>や<お楽しみ>が不要かというと、そうではないと思うのです。
どんなときでも<楽しさ>や<面白さ>がないと、人は生きていけない、と思います。
しかもオンラインのゲームではなかなか感じられないような人と人のふれあいある遊びや楽しみというのは、特に子供時代は重要だと思うのです。 だからこんな状況でも家の中で家族と楽しむことができる謎解きゲームを作りました。」

子どもたちの成長、ストレス解消にうってつけな「おうちで謎解き」シリーズ。もしかしたら・・・アタマの固くなった大人たちのストレス解消にもなるかもしれません。

COMPANY INFO

ハンズプロ株式会社
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〒460-0008愛知県名古屋市中区栄2-9-8クリエイトセンター伏見ビル4F
TEL:052-212-5585
FAX:052-212-5584